ラミネート加工

ラミネート加工とは、写真やプリンター出力後の画像などを 色あせ、傷、ほこりなどから守るために、表面に薄いフィルムを貼る加工方法です。また、ラミネートにはホットラミネート(パウチ)とコールドラミネートがあり、用途によって使用するメディアは異なります。

持込原稿の加工について 持込原稿の加工に関して、細心の注意をはらい作業をさせて頂きますが、万が一の場合お預かりした原稿が再生不能となる恐れがあります。 その為、貴重品に関しては加工作業を致しかねる事をご了承下さい。 万が一仕上がりに不具合が生じた場合は、 コピー等での代用が可能な限り再作業させて頂く事で代償に替えさせて頂きます。 お持込品の弁償等は致しかねます事を予めご了承下さい。代替のきかない貴重なもののラミネートは、お控え頂きますようお願いいたします。

コールドラミネート

55STコールドラミネーターは名前の通り、低い温度(常温)で接着するフィルムの裏紙をはがしながら、貼っていく加工方法です。
片面施工が可能でフチが付きません。1枚からご注文承ります。

 

<コールドラミネーターに向かない原稿>
・小型カラーコピー機などのオイルでトナーを定着させたものは、オイルで粘着が効かなくなってしまいます。
・エンボス加工などによる、浮き出し模様があるものは、空気が入り込むため白く見えてしまいます。

<ラミネートの材質と特徴>
PET(ポリエステル):表面が堅く傷つきにくい/透明性に優れている/寸法安定性がある
PVC(ポリ塩化ビニール):伸縮性があるので曲面等への貼り付けが容易/透明度はやや低い
PP(ポリプロピレン):透明度が高い/耐薬品性が高い

グロス(光沢):伸縮性があるので曲面等への貼り付けが容易/透明度はやや低い
マット(ツヤ無し):光の反射(ハレーション)を抑えるマット感のあるラミネート。

ホットラミネート(パウチ)

ホットラミネーターとは、フィルムに90℃~160℃の熱を加えながら貼っていく加工方法です。 5mm~10mm程度のフチが付きます。1枚からご注文承ります。

<ホットラミネーターに向かない原稿>
・熱に弱いもの(塩化ビニール系、感熱紙、クレヨン等のワックス系で描かれたもの。
・平滑性が損なわれているもの(紙のよれ、貼り込み、わし、布や薄い原稿、押し花など)は、シワになることがあります。
・PP貼りやニス塗布など表面加工を施したものは、空気だまりが発生したり、剥離し易くなる可能性があります。